高砂市で使う「個別の教育支援計画」の用紙。4歳児から中学3年生まで一貫した情報共有を目的としている
高砂市で使う「個別の教育支援計画」の用紙。4歳児から中学3年生まで一貫した情報共有を目的としている

 特別支援学級に在籍する児童生徒ら一人一人のニーズを把握し、一貫した支援を行うために必要な「個別の教育支援計画」について、高砂市内の公立中学校で2022年度、学校側の不手際で計画策定時に保護者との合意形成ができていなかったことが分かった。同計画は学習指導要領に作成と活用が明記され、学校を中心に、福祉や医療の関係者、保護者、可能なら本人も含めて作ることが基本とされている。(中川 恵)