播磨町に新たな特産品を作り、町に興味を持つきっかけにしてもらおうと、同町南野添3の就労継続支援B型事業所がクッキーを開発した。播磨灘産のタコ、ノリなどを原料に、弥生時代の大中遺跡をイメージしてタコつぼや竪穴住居をかたどった。代表の浅原奈緒子さん(60)は「町の名産品にしていきたい」と意気込んでいる。(児玉芙友)
就労継続支援B型事業所「シズル」。普段は施設の利用者と製菓・製パン職人、スタッフがパンや焼き菓子を販売している。町が主催する朝市などに出品するうちに、播磨町をもっと盛り上げたいと、町にちなんだ商品開発を考えるようになった。