「アーチェリーに出合い、生き方が変わった」と話す萩原秀直さん=加東市下滝野、播磨中央公園
「アーチェリーに出合い、生き方が変わった」と話す萩原秀直さん=加東市下滝野、播磨中央公園

 高砂市出身、稲美町在住で、アーチェリー競技に取り組む萩原秀直さん(47)が、第24回全国障害者スポーツ大会(10月25~27日、滋賀県)で優勝した。7年前に転落事故で下半身不随に。懸命のリハビリでも歩くことのできない失意の中、アーチェリーとの出合いが、人生に希望と目標を与えてくれた。夢は2030年フランスパラリンピック出場。「可能性は無限」と前へ進む。(増井哲夫)