新型コロナ禍の中、中学校生活を送った成瀬梨菜さん。現在は兵庫大で学び、看護師を目指している=兵庫大学
新型コロナ禍の中、中学校生活を送った成瀬梨菜さん。現在は兵庫大で学び、看護師を目指している=兵庫大学

■看護師の夢、逆境でより強く

 看護師を目指す兵庫大学(加古川市平岡町新在家)看護学部1年の成瀬梨菜さん(19)。高校時代、加古川医療センターなどで職業体験をしたことが、進路選択の大きな契機となった。

 「今日は天気がいいですね」などと患者に声をかけたり、血圧を測って回ったり。看護師の仕事ぶりを間近で見ることで「夢」は「目標」に変わった。

 実は、職業体験の機会は中学時代にもあった。ところが、その機会は新型コロナ禍の下で奪われた。中学2年の「トライやる・ウィーク」が中止になったのだ。高校2年で念願がかなったことを、成瀬さんは「トライやる・ウィークが中止になった悔しさをぶつけた」と振り返る。