【ニューヨーク共同】週明け8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前週末比114・09ドル高の4万5514・95ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に大幅利下げに踏み切るとの期待もあり、買い注文が優勢だった。

 前週発表された8月の米雇用統計が低調で、米景気悪化への懸念を背景に利下げ観測が高まっている。ただ米消費者物価指数(CPI)の発表を11日に控え、当面の利益を確定するための売りが膨らむ場面もあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、98・31ポイント高の2万1798・70。終値としての最高値を更新した。