17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比22銭円高ドル安の1ドル=146円66~68銭。ユーロは41銭円安ユーロ高の1ユーロ=173円65~69銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決めるとの見方から日米金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが優勢だった。
午後に入るとFRBのパウエル議長が記者会見で発言する内容を見極めたいとの思惑から、持ち高調整のドル買いも出た。市場関係者は「FRBによる年内の利下げ回数が市場の関心事だ」(外為ブローカー)と指摘した。