記者会見する米第3海兵遠征軍のロジャー・ターナー司令官(左)と陸自西部方面総監の鳥海誠司陸将=17日午後、沖縄県・石垣島
 記者会見する米第3海兵遠征軍のロジャー・ターナー司令官(左)と陸自西部方面総監の鳥海誠司陸将=17日午後、沖縄県・石垣島

 日米共同実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」の参加部隊を率いる陸上自衛隊、米海兵隊の両司令官が17日、沖縄県・石垣島の陸自石垣駐屯地で記者会見を開いた。在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍司令官ロジャー・ターナー中将は「あらゆる潜在的な脅威や侵略に対し、迅速かつ断固たる対応を取るという明確なメッセージだ」と訓練の意義を強調した。

 ターナー中将は、訓練で同駐屯地に展開した最新鋭の対艦ミサイル発射装置「ネメシス」や短距離防空システム「マディス」を念頭に「(日米は)南西諸島全域における海上防衛に対する能力を備えている」と語った。

 訓練は11~25日の予定。