15日午後、兵庫県姫路市の会社員の男性(25)が「架空料金の請求で、現金計130万円をだまし取られた」と県警網干署に届け出た。同署は特殊詐欺事件として調べる。
同署によると、今月9日、男性の携帯電話に、NTTの社員や「内閣職員」を名乗る男から「複数のサイトで、未納料金がある」「今振り込まなければ裁判になる」などと連絡があり、同12日までの間、3回にわたり、インターネットバンキングで現金を指定された口座に振り込んだ。
男性は現金を振り込んだことを親族に伝えた際、「詐欺ではないか」と言われ被害に気付いたという。