長野県塩尻市の酒蔵兼自宅で2021年9月、妻=当時(47)=を殺害したとして殺人罪に問われた元長野県議丸山大輔被告(51)の控訴審判決で、東京高裁(辻川靖夫裁判長)は1日、懲役19年とした一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。被告側は無罪を主張していた。
一審長野地裁判決によると、21年9月29日午前1時44分~同3時4分ごろ、自宅で妻希美さんの首を何らかの方法で圧迫し、窒息死させた。不倫関係にあった女性と復縁しようとしたと動機を指摘。議会で一般質問に立つ機会を利用し、アリバイ工作をしたとも認定した。