【ワシントン共同】トランプ米大統領とカナダのカーニー首相は7日、ホワイトハウスで関税や安全保障を巡り会談した。トランプ氏は冒頭、記者団に対して関税交渉の先行きへの自信を見せたが、最終合意には至らず、継続協議になった。
カナダ放送協会(CBC)によると、カナダ政府幹部は会談後「前向きな協議だった」と評価した。詳細については明らかにしなかったという。
カーニー氏は7日夜にバンス米副大統領とも会談し、8日に帰国する予定。交渉団はその後も残って合意に向けた協議を継続するという。カナダは米国に鉄鋼やアルミニウムの関税引き下げを求めている。