セブン&アイ・ホールディングスの看板とコンビニ店舗=7月、東京都新宿区
 セブン&アイ・ホールディングスの看板とコンビニ店舗=7月、東京都新宿区

 セブン&アイ・ホールディングスが9日発表した2025年8月中間連結決算によると、国内コンビニ事業の本業のもうけを示す営業利益は前年同期比4・6%減の1217億円だった。物価高に伴い、原材料や販売管理の費用が増えた。

 海外コンビニやスーパーの事業を含めたグループ全体の営業利益は11・4%増の2083億円だった。純利益は約2・3倍の1218億円。前年同期はグループの構造改革に伴う特別損失を計上していたため、その反動で膨らんだ。