10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=152円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比13銭円高ドル安の1ドル=152円93~97銭。ユーロは79銭円高ユーロ安の1ユーロ=176円92~97銭。

 自民党の高市早苗総裁が掲げる積極財政により財政が一段と悪化するとの懸念が根強い一方、与党の連立方針が明確に見えないことによる警戒感もあり、値動きは限られた。

 市場では「政治動向を見極めたいとして様子見ムードとなっている」(外為ディーラー)との声があった。