韓国・ハナ銀行のディーリングルームで株価指数を見つめるトレーダーら=13日・ソウル(AP=共同)
 韓国・ハナ銀行のディーリングルームで株価指数を見つめるトレーダーら=13日・ソウル(AP=共同)

 【上海共同】週明け13日午前のアジア株式市場は、香港のハンセン指数の下落率が前週末比で一時2%を超えるなど、主要株価指数が軒並み値下がりした。トランプ米大統領が中国のレアアース(希土類)輸出規制に対抗し、中国製品に100%の追加関税を課すと警告したことなどを受け、米中貿易摩擦が激しさを増すとの懸念から売りが広がった。

 中国・上海市場の代表的指標である上海総合指数や台湾の加権指数、シンガポールのストレーツ・タイムズ指数はいずれも一時1%超下げた。ソウルの総合株価指数(KOSPI)も下落した。