15日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比43銭円高ドル安の1ドル=151円53~56銭。ユーロは44銭円安ユーロ高の1ユーロ=175円93~99銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、保有資産縮小を数カ月以内に停止する可能性を示唆。米金融政策が緩和方向に向かうとの観測から、ドル売り円買いが優勢となった。
市場関係者は「米中貿易摩擦の激化に対する懸念や日本の政局の混乱から、当面は為替相場の変動が激しくなる可能性がある」と指摘した。