大相撲ロンドン公演の閉会式で整列する親方と力士ら=19日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール(共同)
 大相撲ロンドン公演の閉会式で整列する親方と力士ら=19日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール(共同)

 【ロンドン共同】34年ぶりに開催された大相撲のロンドン公演が19日、前回と同じ会場のロイヤル・アルバート・ホールで千秋楽を迎えた。チケットは全日完売で、5日間合計で約2万7千人を動員。優勝は5日間の成績で争われ、豊昇龍が大の里との横綱全勝対決を制して優勝した。

 閉会式で代表として土俵に上がった大の里は英語でスピーチし「皆さん、こんにちは。ロンドンは素晴らしい。ありがとう、またお会いしましょう。さようなら」と述べた。観客のスタンディングオベーションに、40人の力士たちが手を振りながら退場した。

 外国から招かれて行う海外公演は20年ぶり。両横綱ら力士の奮闘で大盛況だった。