22日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比67銭円安ドル高の1ドル=151円82~84銭。ユーロは42銭円安ユーロ高の1ユーロ=176円12~16銭。

 高市内閣が発足。29、30日に迫る金融政策決定会合を巡り、政権との対話の時間が限られることなどから、日銀が追加利上げに踏み切るのは難しいとの見方が市場に広がり円が売られた。

 市場では「(株高と円安が進む)『高市トレード』が一服し、小幅な値動きだった」(外為ブローカー)との声があった。