【クアラルンプール共同】ヘグセス米国防長官は1日、マレーシアの首都クアラルンプールで開かれた米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の国防相会議で、中国とASEANの一部加盟国が対立する南シナ海情勢を巡り、中国が「不安定化を招く行動を増加させている」と批判した。
ヘグセス氏は、ASEAN加盟国の領海や南シナ海で中国による「嫌がらせや違法な行動を(米国は)共有した」と強調。中国が「海域の管轄権を違法に主張している」と非難した。
会議に合わせて10月31日に行われた米中国防相会談でも南シナ海情勢で懸念を伝達し、応酬となっていた。

























