3日、板門店の共同警備区域で握手するヘグセス米国防長官(右)と韓国の安圭伯国防相(韓国国防省提供・共同)
 3日、板門店の共同警備区域で握手するヘグセス米国防長官(右)と韓国の安圭伯国防相(韓国国防省提供・共同)

 【ソウル共同】ヘグセス米国防長官は3日、就任後初めて韓国を訪れ、安圭伯国防相と共に南北軍事境界線がある板門店の共同警備区域(JSA)を視察した。韓国と北朝鮮がにらみ合う現場にそろって足を運び、強固な米韓同盟を示して連携をアピールした。4日に米韓定例安保協議(SCM)に出席して安氏と会談する。

 第2次トランプ政権発足後、米韓国防相の対面会談は初めて。米側は、韓国をはじめとする同盟・友好国に対し国防費の負担増や東アジア地域での役割拡大を求めており、今回の訪問で「米韓同盟のアップデート」(国防総省関係者)に向け協議を進める。