市場調査会社の矢野経済研究所(東京)は5日、イスラム教で禁忌とされる豚肉やアルコール飲料を含まない製品などにお墨付きを与えるハラル認証事業を日本で始めると発表した。国内で高まるハラル認証の需要に対応し、日本製品のグローバル化や輸出拡大に貢献する狙いがある。
イスラム諸国などへの日本の輸出額は年々増加傾向にあることに加え、日本国内でも旅行者や在留の外国人が増えており、日本製品のハラル認証需要は高まっている。既に国内に認証機関はあるものの、現状では十分に対応できていないという。
インドネシア政府公認のハラル検査機関とともに、来年4月から開始する予定。
























