【サンパウロ共同】カリブ海の島国セントビンセント・グレナディーンで27日に総選挙が実施され、野党の中道右派、新民主党(NDP)が勝利し、ゴドウィン・フライデー党首が首相に就任する見通しとなった。AP通信が28日に報じた。政権交代は2001年以来となる。同国は台湾と外交関係がある。ロイター通信によると、NDPは中国との関係強化を主張したことがあり、台湾との断交の可能性も出ている。
台湾と正式な外交関係を結ぶ国は12カ国で、うち中南米・カリブ地域が7カ国を占める。中南米では中国が外交攻勢を強化し、台湾と断交して中国と国交を結ぶ「断交ドミノ」が起きている。























