神戸新聞NEXT

 「夫に代わり訴えを起こしたことで、再び故人への誹謗(ひぼう)中傷、名誉毀損(きそん)が激しさを増しています」。政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が28日に6件の名誉毀損罪で起訴されたのを受け、元兵庫県議の故・竹内英明氏の妻と代理人弁護士が同日夕、オンラインで会見した。妻は今も遺族に危害が及びかねない状況だと明かし、「なぜこのようなことがいつまでも繰り返されるのか」と訴えた。

竹内元県議の妻のコメント全文はこちら

 立花被告は今月9日、兵庫県警に逮捕された。当初は「真実相当性があった」として争う姿勢を示していたとされるが、14日には容疑を認める方針に転じ、弁護人を通じ竹内氏の妻に示談を申し入れた。