岡山県は19日、同県津山市の養鶏農場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が発生したと発表した。県によると遺伝子検査で陽性と確定すれば、今季全国で8例目となる。県は同日、鳥インフルエンザ対策本部会議を開いた。

 同市の農場では約43万羽の採卵鶏を飼育。検査の結果判明は20日午前になる見通しで、陽性の場合は殺処分する。

 19日午前10時ごろ、農場から「鶏がまとまって死んでいる」と通報があり、岡山家畜保健衛生所が簡易検査を実施。死んだ7羽の陽性が確認された。