関西広域連合が運用するドクターヘリ
 関西広域連合が運用するドクターヘリ

 関西広域連合は20日、大阪や兵庫、鳥取など管内で運航しているドクターヘリについて、運航を委託する「ヒラタ学園」(堺市)の整備士不足が解消せず、来年1月も一部期間運休することを明らかにした。ヒラタは来年2、3月についても毎月4~6日程度の運休を申し出ている。

 ドクターヘリは1府6県の拠点病院に8機を配備している。事務局によると、来年1月、うち7機がそれぞれ5日間運休する。期間中は、運航可能な機体を応援に出し、カバーする。奈良県を拠点とするヘリは12月24日~来年1月21日、別会社が代替運航する。

 関西広域連合のドクターヘリは、ヒラタ側で人材確保が難航し、7月以降正常な運航ができなくなっている。