安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判で検察側は18日、無期懲役を求刑した。首相経験者が衆人環視で殺害されただけに求刑内容が注目されたが、検察官は死刑の可能性に一切言及しなかった。一連の公判で「あくまで統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が対象」と語っていた被告。政治的背景を基にしたテロではないことは検察側も争っておらず、有識者は「死刑を求刑するには難しかったのではないか」と指摘した。
安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判で検察側は18日、無期懲役を求刑した。首相経験者が衆人環視で殺害されただけに求刑内容が注目されたが、検察官は死刑の可能性に一切言及しなかった。一連の公判で「あくまで統一教会(現・世界平和統一家庭連合)が対象」と語っていた被告。政治的背景を基にしたテロではないことは検察側も争っておらず、有識者は「死刑を求刑するには難しかったのではないか」と指摘した。