【香港共同】30日付の香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは中国の清華大などが大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射台を設置できる車両の試作機を開発したと報じた。斜めや横方向にカニのように移動し、従来の発射台付き車両では不可能だった障害物の多い地形も走行できるとした。
試作機は21日に北京で公開された。電気で駆動するためステルス性能が高く、ほぼ無音。その場で向きを変えることができる。ジグザグ走行で急坂を登ることも可能で、行動エリアが広がったという。
開発には清華大のほか吉林大など中国の複数の研究機関が参加した。























