男児が腕を挟まれたスキー場のエスカレーター＝２８日、北海道小樽市
　男児が腕を挟まれたスキー場のエスカレーター＝２８日、北海道小樽市

　北海道小樽市の朝里川温泉スキー場で、札幌市の保育園児後藤飛向ちゃん（５）がエスカレーターに右腕を挟まれ亡くなった事故で、小樽署は３０日、死因は窒息死だったと発表した。右腕と一緒にエスカレーターの巻き取り口に引っ張られた着衣で、首が圧迫されたという。

　事故は２８日午前１０時ごろ、駐車場とゲレンデを結ぶ上りエスカレーターで発生。飛向ちゃんは約４５分後に救出され、病院で死亡が確認された。署は業務上過失致死容疑も視野に原因や経緯を調べている。