グリーンランド・ヌーク、デンマーク、米国、カナダ
 グリーンランド・ヌーク、デンマーク、米国、カナダ

 【ワシントン、ロンドン共同】米ホワイトハウスは6日、トランプ大統領がデンマーク自治領グリーンランドの領有実現に向けてさまざまな方策を検討しており、軍の活用も「常に選択肢の一つ」だと表明した。米メディアが伝えた。トランプ政権の領有意欲に対して欧州諸国で懸念が広がる中、軍事行動を排除しない強硬姿勢を示した。

 ホワイトハウスのレビット報道官は声明で「大統領はグリーンランドの獲得が米国の国家安全保障の優先事項であり、北極圏で敵を抑止するために極めて重要だと明確にしてきた」と強調した。

 一方、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ルビオ国務長官は5日、米議員らにグリーンランドを巡る政権の圧力は武力行使の示唆ではないと説明。デンマークからの買収を狙い交渉を迫るためのものだとした。

 カナダのカーニー首相は6日、サイモン総督とアナンド外相が2月上旬にグリーンランドを訪問予定だと明らかにした。中心都市ヌークに領事館を開設するという。デンマークとの連帯を示す狙いがある。