【ニューヨーク共同】米国のローマ・カトリック教会で大きな力を持つニューヨーク大司教区のトップ、次期大司教にロナルド・ヒックス司教(58)が任命された。これまでのティモシー・ドラン大司教(75)はトランプ大統領に近い保守派の大物だったが、次期大司教は政権の移民政策を批判し、移民に同情的。2月に正式就任すれば政権との距離感が変わる可能性がある。
ドラン大司教は2009年に就任。トランプ氏の「宗教の自由に関する委員会」メンバーで、中絶反対を訴える。トランプ氏の就任式では1、2期目とも祈りをささげた。
ドラン大司教は75歳に達し規定により辞任届を出した。ローマ教皇レオ14世が任命したヒックス次期大司教は中西部イリノイ州ジョリエット教区長だった。教皇と同じシカゴ近郊で育ち、教皇が南米ペルーで宣教活動をしたように、中米エルサルバドルで5年間活動した。
次期大司教は記者会見で「国境は守るべきだが、法を順守し、人間の尊厳を重んじ(移民)政策が適正な手続きで行われるような国でありたい」と述べた。























