「暗黒酸素」が存在する可能性を説明する日本財団幹部=20日、ロンドン(共同)
 「暗黒酸素」が存在する可能性を説明する日本財団幹部=20日、ロンドン(共同)

 【ロンドン共同】英国のスコットランド海洋科学協会や日本財団などは20日、太陽光が届かない海底で酸素が発生している可能性があるとして、本格調査のため共同研究プロジェクトを発足したと発表。ロンドンで記者会見した研究チームは「暗黒酸素」と呼ぶ未知の酸素の存在に自信を示した。

 酸素は主に植物の光合成によりつくられるが、スコットランド海洋科学協会は2024年、深海で酸素が増える現象を確認したと発表。マンガンなど多数の鉱物を含む深海の金属などの塊が、海水を水素と酸素に分解しているとの仮説を立てた。ただ「暗黒酸素」の存在を否定する研究者もいる。