滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年に患者が死亡し、殺人罪で実刑となり服役後に再審無罪が確定した元看護助手西山美香さん(46)が、国と県に計約5500万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が29日、大阪高裁で開かれた。一審大津地裁判決は県に約3100万円の賠償を命じる一方、国への請求は棄却。原告側が控訴していた。
弁論で原告側は、県警が軽度の知的障害がある「供述弱者」の西山さんの迎合的な態度や、取り調べ担当刑事への恋愛感情を利用したと指摘。検察は県警と一体となって捜査し、担当検事は西山さんの虚偽自白を容易に分かる状況で、不適切な捜査を是正しなかった違法性があると主張した。























