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 衆院選が27日に公示され、兵庫11区(旧姫路市)に5人、12区(西播磨など)に3人が立候補した。各候補者は事務所前や公園などで第一声を上げ、支持を求めて選挙区を巡った。自民党と日本維新の会の連立政権への信任を問い、消費税減税の進め方などの選択肢を示す12日間が始まった。(届け出順)

■苦瓜一成氏(72)共・新 富裕層優遇政治を止める

 突然の解散は自民党の党利党略だ。高市政権は支持率こそ高いが、日中関係は冷え込み、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係や政治資金を巡る疑惑も抱え行き詰まっている。

 物価高で国民はあえぐ一方で、富裕層が優遇される政治がまかり通っている。私たちは物価高を上回る賃金アップ、消費税減税、やがては廃止を訴える。富裕層へ課税し、軍事費を減らせば財源は確保できる。

 外交は米国の言いなりで、ベネズエラ大統領を拉致するなど国際法に違反するトランプ大統領を、高市政権は何一つ批判していない。安保体制を終わらせ、新たな関係を構築する。

 選択的夫婦別姓の議論にも、高市首相は背を向けている。同性婚や、男女の賃金格差も深刻だ。これらの人権問題も訴えていく。(まとめ・船田翔太)

■山下聖氏(41)参・新 政権にガチンコ勝負挑む

 オールド政治をしっかりと倒す。そうしなければ、国民の政治が取り戻せない。高市政権になっても、減税、外国人問題などにメスが入れられることはなかった。生活が困窮している国民の声を無視し続ける現政権に対して、真っ向からガチンコ勝負に臨む。

 参政党は日本人の生活をしっかりと守るための政策を提言している。まずは消費税を5%、3%と引き下げていく。でなければ、国民の生活が成り立たない。私もその1人だ。有権者の声を拾い集め、党が快勝することが、みなさんの生活を守る第一歩になる。

 「日本人ファースト」を掲げる党として、外国人問題にもしっかりと切り込んでいく。私1人では戦えない。みなさんの声を一身に集めて、国会に届けたい。(まとめ・西尾和高)

■住吉寛紀氏(41)維・元 防災庁拠点を播磨に誘致

 前回の選挙で落選してから、多くの方に支えていただいて今の私がある。厳しい情勢。どうかもう一歩、二歩、力を貸してほしい。

 われわれ日本維新の会が政権入りした。これまで動かなかった政治を、与党の中から動かしていく。

 兵庫県は阪神・淡路大震災で負った借金を、年間300億円近く返済し続けている。東日本大震災では国がほとんどを負担。300億円を別のことに使えば、県や姫路市はもっとよくなる。この借金を国が肩代わりするよう動かす。

 防災庁の拠点は、古来より災害の少ない播磨に誘致する。播磨が全国から選ばれるまちづくりを、国、県、市で連携して進める。

 憲法改正や議員定数削減、食料品の消費税減税など、これまで自公政権で進まなかったことを実行する。(まとめ・金慶順)

■中原立貴氏(35)国・新 賃金増やし教育予算倍増

 選挙戦では大きく二つのことを訴えたい。まずは、党の旗印でもある「もっと手取りを増やす」。私は2週間前まで、普通の会社員として働いていた。給料が増えても、なかなか自分の手取りに反映されない。お米や日用品、水道光熱費などが値上がりしたままなのに、実質賃金は低い。こんな実体験があるから、今回の選挙にチャレンジした。

 二つ目は教育。大学時代から約15年、教育関連企業のスタッフとして、千人以上の中高生と対話し、100校以上の中高、大学を見てきた。未来を形作り、平和な社会を築き、産業を支えるのは子どもたち。教育、科学技術予算の倍増を訴えたい。教員の働き方や学校現場の改善、改革も重要なテーマ。先生が、子どもにしっかりと向き合う時間をつくれる教育を実現する。(まとめ・真鍋 愛)

■山田基靖氏(43)自・新 国内外で選ばれる姫路に

 姫路市の副市長として地域のみなさまと2年間、一緒に走り抜けてきた。(自民前職の)松本剛明議員がつくってくれた国とのパイプを私が引き継いでいいのか、決めてもらいたい。

 スローガンは「日本を変えるスイッチは姫路にある」。姫路は産業、文化、観光などあらゆる面で世界に誇れる。だが、市内の年間出生数は10年前の約5千人から約3千人に減った。このままでは地域が衰退してしまう。市政では国内外から選ばれるための政策を進めてきたが、国政では国と世界を結び、日本のモデルになる姫路をつくりたい。

 私は43歳で、いわゆる失われた30年、成長しない時代を生きてきた。次の世代にそうした国を残したくない。今回の争点になっている積極財政によって、必ずや経済を好転させていく。(まとめ・有島弘記)

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