24年に大阪・ミナミのホテルで、当時17歳の少女を未成年と知りながら買春した後、首を絞めて殺害したとして殺人などの罪に問われた住所不定無職の福井竣介被告(31)の裁判員裁判で、大阪地裁は6日、求刑通り懲役22年の判決を言い渡した。

 判決理由で御山真理子裁判長は、被告はホテル代や自ら提示した金額を支払うのに十分な所持金がなかったにもかかわらず買春し、金銭トラブルになって殺害したと指摘。その後少女の財布を盗み換金もし、少女の尊厳を死後にまで踏みにじった行為は「厳しい非難に値する」と述べた。

 弁護側は、被告はパニック状態に陥って殺意はなかったと主張。しかし判決は強固な殺意が認められると判断した。