兵庫県高砂市の河川敷で2024年4月、車内で子ども2人を殺害したとして、殺人罪に問われた母親(29)に対する裁判員裁判の初公判が5日、神戸地裁姫路支部(馬場嘉郎裁判長)であった。母親は起訴内容を認めた。
起訴状などによると、同年4月9日、高砂市内の加古川河川敷に駐車した軽乗用車内で練炭を燃やし、一緒に乗っていた長男=当時(10)=と長女=同(3)=を一酸化炭素中毒で死なせたとされる。母親は逮捕時の調べに「家族と一緒に死のうと思った」と話していた。
冒頭陳述で検察側は「金銭的な困窮に悩んでおり、家事や子育てのストレスからうつ病を発症し、自死願望があった。死んだ後の子どもの不幸を考え、心中を図った」と指摘した。
弁護側は、事実は争わず量刑の程度を争う姿勢を示した。























