リピーターが増えているカフェインレスコーヒー=神戸市中央区元町通2、トーホーコーヒーショップ神戸元町
リピーターが増えているカフェインレスコーヒー=神戸市中央区元町通2、トーホーコーヒーショップ神戸元町

 カフェインレスコーヒーの市場が拡大している。カフェインの過剰摂取による悪影響が懸念される妊娠中の女性に限らず、健康志向の高まりを背景に、20代を中心に広がりを見せる。摂取量を自己管理する動きもあり、開港以来コーヒー文化が根付く神戸のメーカー各社も商品の充実などに取り組んでいる。(大盛周平)

 カフェインレスコーヒーは、カフェインを90%以上除去したコーヒーで、業界団体が1991年に統一基準を設けた。カフェインは、眠気や疲労感を抑える一方、取りすぎると目まいや不眠、血管の収縮などを招くことがある。妊娠や授乳中の女性や子どもへの影響が大きいとされ、世界保健機関(WHO)やイギリス、カナダでは世代別などの摂取量の目安を示している。

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 調査会社のインテージ(東京)によると、カフェインレスコーヒーの国内販売額は増加が続く。2024年には50億2300万円と、19年の1・6倍に成長した。