原子力規制委員会の山中伸介委員長は10日の定例記者会見で、東京電力が9日に原子炉を再起動した柏崎刈羽原発6号機(新潟県)について「小さなトラブルは今後も起き得る。立ち止まり、原因を調べてから先に進むことが大事だ」と述べた。1月21日の再稼働直後に制御棒に関する警報が鳴り、原因調査や対策を講じるため原子炉を停止していた。
東電は今後、原子炉の圧力を上げ、蒸気を発生させた状態で設備の確認を進める。山中氏は「(原子炉冷却に使う)安全系の試験は特に慎重に実施してほしい」と注文。約14年ぶりの運転となったことから「長期停止を経験した他電力の知見も共有して進めていただきたい」と求めた。
赤沢亮正経済産業相はこの日の閣議後記者会見で「引き続き安全最優先、高い緊張感を持って慎重に対応するとともに、地域住民らに丁寧に説明してほしい」と述べた。























