吉村洋文大阪府知事が進める「大阪都構想」を巡り、自民、公明両党の大阪市議団は10日、新たな制度案を作る法定協議会の設置に否定的な見解をそれぞれ表明した。吉村氏と横山英幸市長が再選された出直し選では「民意を得たことにならない」と指摘。都構想には反対の立場も改めて示した。

 市議会の定数は81。政治団体・大阪維新の会は41議席と過半数を占めており、法定協設置に必要な議決は単独でも可能となっている。

 「自由民主党・市民クラブ」の森山禎久幹事長は「法定協で意見を述べても平行線のままだ」と強調。公明の西徳人幹事長は市長選の無効票が13・77%に上った点を念頭に「市民の思いが表れている」と指摘した。