自民党圧勝で終わった衆院選に、おなかに赤ちゃんを宿しながら立候補した女性がいる。生まれたばかりの子どもを育てながら街頭に立った候補も。
「政治を志す若い人にいいモデルをつくれた」。長野2区から出馬し、早々に当選を決めた自民党の藤田ひかる氏(35)は8日、支持者らを前にこう胸を張った。
妊娠を公表して臨んだ選挙戦。選挙区は北アルプスの麓に位置し、最低気温が氷点下になる日もある。
長時間街頭に立つ従来型の選挙活動は難しく、SNS投稿やライブ配信を強化した。さらに屋内での「語る会」を重視。子連れの母親も足を運んでくれたといい「今まで訴えが届かなかった世代にも届いた」と手応えを感じた。
東京30区から立候補した中道改革連合の五十嵐衣里氏(42)は昨年10月に長女を出産した。選挙期間中、娘の預け先が見つからず、遠方から母親が駆けつけ面倒を見てくれた。
夜中の授乳で寝不足のまま街頭に立ったり、育ち盛りの娘と過ごす時間を確保できず寂しさが募ったり…。議席を失ったが「子どもたちの未来を良くしたい一心で頑張れた」と振り返った。






















