非加熱の血液製剤でHIV(エイズウイルス)に感染した血友病患者らが起こした薬害エイズ訴訟で、国と製薬会社が責任を認め和解してから29日で30年となるのを前に、東京都内で14日、集会が開かれた。和解までの経緯を振り返りながら亡くなった被害者を悼み、薬害根絶への思いを新たにした。
集会の事務局によると、これまで被害者約700人が亡くなった。集会には遺族ら約320人が参列し、黙とう。花を手向けた上野賢一郎厚生労働相は「悲惨な被害を風化させず、また再び発生させることのないよう、命の尊さを心に刻む」と述べた。
70代の遺族は「薬害という言葉の裏側に隠された、奪われた一人の人生を語り続ける」と涙ながらに語った。
























