首脳会談を前に、トランプ米大統領とハグを交わす高市首相(手前)=19日、ワシントン(ホワイトハウスのXから)
 首脳会談を前に、トランプ米大統領とハグを交わす高市首相(手前)=19日、ワシントン(ホワイトハウスのXから)

 【ワシントン共同】高市早苗首相は19日、日米首脳会談のためホワイトハウスに到着した際、出迎えて握手を求めたトランプ大統領の胸に飛び込んでハグを交わし、約5カ月ぶりの再会に笑顔を見せた。イラン情勢で日本の貢献が問われる正念場となった会談では緊張の面持ちが目立ち、トランプ氏が場を和ませようと気遣う場面もあった。

 大統領執務室での会談は、2月の衆院選で自民党を圧勝に導いた高市氏をトランプ氏が称賛し、和やかな雰囲気で始まった。ブルーのスーツ姿の高市氏は英語で話し始めたが早々に言葉を詰まらせ日本語に切り替えた。

 記者団との質疑応答になるとトランプ氏が通訳は必要かと尋ね、高市氏が大丈夫だと応じると「素晴らしい。次にあなたが来る時までに(日本語を)習得するよ」と冗談を飛ばしてみせた。

 高市氏はトランプ氏をファーストネームで呼び「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と持ち上げた。一方、公開された会談冒頭約30分の間、トランプ氏が高市氏を「サナエ」と呼ぶことはなかった。