環境省は27日、2024年度に実施した全国の河川や地下水の水質測定の集計結果を公表した。健康影響が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)は、47都道府県の約4千地点のうち、26都府県の629地点で国の指針値超えが確認された。最大値は大阪府熊取町の地下水で、1460倍の1リットル当たり7万3千ナノグラム(ナノは10億分の1)。岡山県吉備中央町の河川も7万2千ナノグラムだった。
環境中の水に関する指針値は、代表的なPFOSとPFOAの合計で1リットル当たり50ナノグラム。同省が各自治体からの報告を基に集計し、629地点のうち、指針値超えが新たに確認されたのは130地点。過去に超過が確認され、継続的に測定しているのが282地点。汚染範囲特定の調査が217地点だった。工場や米軍基地、自衛隊施設の周辺で検出される事例が多いが、測定地点の詳細は把握していないという。
前回23年度調査では、指針値超えは22都府県の242地点だったが、調査地点が増えるなど条件が異なるため単純比較はできない。























