ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領。和平交渉を巡り激しい口論となった=2025年2月(ロイター=共同)
ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とウクライナのゼレンスキー大統領。和平交渉を巡り激しい口論となった=2025年2月(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は、イランによるペルシャ湾岸諸国の米軍基地への攻撃をロシアが支援した証拠があるのにトランプ米政権が無視していると主張した。米政権が「プーチン大統領を信用している。残念だ」と不満を示した。ポッドキャスト番組のインタビュー内容を英メディアが9日報じた。

 トランプ大統領は、イランの無人機攻撃を受ける湾岸諸国にウクライナが迎撃支援をしていることについて「政治的な宣伝目的だ」と批判している。中東情勢を巡って米ウクライナ両国の溝が深まっている。

 ゼレンスキー氏は、ロシアの軍事衛星が中東の米軍基地のほか湾岸諸国とイスラエルのエネルギー関連施設の画像を撮影し、イランに提供していると指摘。米政権がこうした情報を受け入れようとせず「プーチン氏がうそをつくということも認めたがらない」と嘆いた。

 ウクライナとロシアの和平を仲介する米国のウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ氏の娘婿クシュナー氏に対しても、ロシア側と「あまりにも多くの時間を過ごしている」と苦言を呈した。