姫路市立高校の開校・入学式で生徒宣誓をする新入生=姫路市辻井9
姫路市立高校の開校・入学式で生徒宣誓をする新入生=姫路市辻井9

 兵庫県姫路市立3高校(姫路、琴丘、飾磨)の統合校「姫路市立高校」の開校・入学式が8日、パルナソスホール(同市辻井9)であった。1期生は360人。久保田智子教育長が「(新校は)生徒一人一人がこれまでの自分を超えて新しい世界に羽ばたいていくための舞台です」などと開校を宣言した。

 開式前、紺色が基調のジャケットを着た新入生たちが続々と会場へ。保護者も付き添い、開校・入学式の案内板などと一緒に記念撮影していた。

 「1期生ということに引かれた。新しい歴史を始める機会に立ててうれしい」と、赤穂市立赤穂東中から進学した吉村昇真さん(15)。夢は中学の先生といい、「単位制なので自分の興味、関心から科目を選びたい」と力を込めた。

 姉が姫路高3年という蔭山侑珠(ゆず)さん(15)=姫路市=は入学理由について「大好きなお姉ちゃんの後を追えるし、1期生という特別な環境でもある。生徒会やフォークソング部に興味がある」と声を弾ませた。

 開校式では姫路高出身のソプラノ歌手、糸田麻里絵さんが校歌を披露した。作詞は構成作家の新井鷗子さんで、作曲は市文化国際交流財団の芸術監督、池辺晋一郎さん。糸田さんは「希望の学舎(まなびや)が生まれた」「輝く城は白亜の翼ひろげ」などと清らかに歌い上げた。

 平山智樹校長は「地域に根ざした学校でありながら、世界に羽ばたく未来志向の学校づくりにまい進する」と宣言。生徒に向けては「学力だけでなく、自分らしさや課題解決能力、コミュニケーション能力がますます重要になっている。私たち教師はその手助けを全力で行う」と語った。

 同校は姫路高(同市辻井9)を校地とし、将来的に旧中央卸売市場跡地(同市延末)に新築移転する。新高の一般入試の倍率は1・17倍だった。(有島弘記、真鍋 愛)