福島県いわき市の市立中5校で卒業を祝う給食として用意された赤飯約2100食が、東日本大震災発生日と重なったため廃棄された問題で、当時同市教育委員会の教育長だった服部樹理氏が、材料費や調理費計約30万円を私費で支払っていたことが14日、分かった。会計処理上、問題がある可能性があり、市教委が顧問弁護士と対応を検討している。

 市教委によると、3月中旬に服部氏から金額や振込先の問い合わせがあり、後日「(私費で)支払った」との連絡があった。費用は本来、市の予算で賄うが、担当者は「道義的責任を感じたのだろう」としている。