容疑者の自宅近くで聞き込みに回るFBIの捜査官=26日、カリフォルニア州トーランス(AP=共同)
 容疑者の自宅近くで聞き込みに回るFBIの捜査官=26日、カリフォルニア州トーランス(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領や政権幹部が出席した夕食会で起きた発砲を巡り、ニューヨーク・ポスト紙は26日、逮捕された男が事件の約10分前に家族に、政権の「最高位から順に標的」にするとのメッセージを送っていたと報じた。トランプ氏を非難し、自身を「友好的な連邦の暗殺者」と表現した。当局者2人の話としている。

 男はコール・トーマス・アレン容疑者(31)。少女らの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪エプスタイン氏とトランプ氏の親交や、米軍のカリブ海での「麻薬密輸船」攻撃などを念頭に「政権がしてきたことを考えると怒りが込み上げる」と主張。27日にも複数の容疑で訴追される見通しで、詳しい背景の解明が捜査の焦点となる。

 政権幹部以外の参加者は標的ではないが、自らの意思で同席することを選んだ「共犯者」だとし、標的にたどり着くために必要なら攻撃を辞さない考えも示していたという。会場の警備が手薄だとも記していた。メッセージを見た家族が警察に通報した。

 米メディアによると、連邦捜査局(FBI)は26日、西部ロサンゼルス近郊トーランスの容疑者の自宅付近を封鎖し、周辺で聞き込み捜査などを行った。