共同記者会見に臨むベネット元首相(左)とラピド前首相=26日、ヘルツェリヤ(AP=共同)
 共同記者会見に臨むベネット元首相(左)とラピド前首相=26日、ヘルツェリヤ(AP=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルの右派ベネット元首相と最大野党党首で中道のラピド前首相は26日、新党を結成し、10月までに実施される総選挙に出馬すると表明した。ベネット氏は世論調査の支持率でネタニヤフ首相と拮抗する政敵。新党結成で現政権への幅広い不満を取り込んで支持拡大を図り、ネタニヤフ氏の続投阻止を狙う。

 新党の名前は「ベヤハド(共に)」で、ベネット氏が党首を務める。国内ではネタニヤフ氏に対し、イランやレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦で軍事目標を達成しないまま停戦したとの批判が強まっている。新党への支持が高まれば、さらに求心力が低下する可能性がある。

 中部ヘルツェリヤでの共同記者会見で、ベネット氏は「協力して勝利をつかむ」と強調した。ラピド氏は「われわれはエゴを脇に置き、国家のために良いことをしている」と述べ、支持者に理解を求めた。

 両氏は2021年にも連立政権を樹立し、当時のネタニヤフ政権を12年ぶりに退陣させた。