4日、ピュリツァー賞受賞発表に喜ぶワシントン・ポスト紙の職員ら(同紙提供・ロイター=共同)
 4日、ピュリツァー賞受賞発表に喜ぶワシントン・ポスト紙の職員ら(同紙提供・ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米コロンビア大は4日、優れた報道をたたえる今年のピュリツァー賞を発表し、最高の栄誉とされる公益部門に、トランプ政権による連邦機関の再編を巡る混迷や予算削減がもたらす影響を報じた有力紙ワシントン・ポストを選出した。

 特別賞には、自殺した富豪エプスタイン氏による女性への組織的虐待を暴いたマイアミ・ヘラルド紙の2017~18年の報道を選んだ。

 発表に先立ち選考委員会のマージョリー・ミラー氏は、ホワイトハウスや国防総省への取材が制限されていると指摘。トランプ大統領がメディアに対して名誉毀損の訴訟を起こし、言論の自由が脅かされているとして「検閲に反対する」と訴えた。

 委員会はワシントン・ポストについて、トランプ政権の政策が米国民にとって何を意味するかを詳細に報じたと評価した。マイアミ・ヘラルドの報道は「虐待された多くの被害者の実態を記録し、声を代弁した。今も世界中に波紋が広がっている」と称賛した。