国際会議で開会のあいさつをする日銀の植田総裁=27日午前、日銀本店
 国際会議で開会のあいさつをする日銀の植田総裁=27日午前、日銀本店

 日銀の植田和男総裁は27日、日銀本店で開いた国際会議であいさつし、日本経済は「原油価格ショックに直面している」との認識を示した。同時に、賃上げや為替の状況により物価への波及効果は異なると指摘。ショックの性質を見極める必要があると強調した。

 植田氏は「中央銀行は原油価格を単独でみるべきではない」と語った。

 日銀は6月15、16日に次回の金融政策決定会合を開き、利上げの是非を決める。原油価格が高止まりし、物価が上振れするリスクが高まる中での判断に注目が集まっている。