パレスチナ自治区ガザにヨットでの支援物資搬入を目指し、4月にイスラエル軍に拿捕された「グローバル・スムード船団」(GSF)に参加した日本人男性がいる。船団の1隻の船長として操船技術を伝えた。参加者400人超が拘束されガザにたどり着けなかったが「民間人の殺りくがはびこる世界にしたくないという純粋な思いを持っていた」と仲間たちの思いを伝えた。
帰国後、インタビューに応じたのはダイバー・環境活動家の武本匡弘さん(70)=北海道出身=だ。これまで自分のヨットで気候変動の調査に取り組み、長距離航海の経験が豊富。今年初めに船団に応募し、4月26日にイタリア・シチリア島から出航した。
武本さんによると、船団は70隻前後。約20人にヨット操船や修理、落水対処の方法などを指導した。
4月29日夜、ギリシャ沖でイスラエルの艦艇が突如現れ、前方のヨットが燃え上がった。他の船が次々と拿捕されていった。「胸が締め付けられた」。全速力で逃げ切ったが何人も拘束された。
























