全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座から繰り返し着服したとして、弁護団が、前団長だった元弁護士の内川寛受刑者=業務上横領罪で実刑確定=と、田中真由美弁護士に対し、連帯して約9300万円の損害賠償を求める訴訟を熊本地裁に起こしていたことが24日、分かった。提訴は4月17日付。

 訴状によると、内川受刑者は2011年5月~23年11月に弁護団長を務め、B型肝炎の被害者に支給された和解金が入った銀行口座や会計を実質的に管理。18年5月~23年6月、計170回にわたり、弁護団の代表や会計担当の名義の口座から自身や田中弁護士名義の口座に入金するなどして横領した。