【上海共同】中国上海市の大型スポーツバーに30日未明、約100人のサッカーファンが集まり、ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦の日本-ブラジル戦を観戦した。日本が先制点を決めると歓声が湧く場面があった。ただ、日中関係の悪化を背景に日本を応援するファンらは日本代表ユニホームの着用を自粛していた。
このバーは1次リーグの際に日本代表ユニホームを着た中国人ファンが日本を応援する動画で話題になったが、交流サイト(SNS)で「売国奴」などと批判された。上海市サッカー協会は28日、「サッカーに国境はないが、ファンには祖国がある。服装に注意しなければならない」とする声明を出した。
30日未明、バー店内に日本のユニホームを着た人はほとんどおらず、警備員が巡回していた。「キャプテン翼」のTシャツを着た男性は「日本のユニホームは家にあるが、今日は着て来られなかった。代わりにこのTシャツを着て支持を表したかった」と声を潜めて話した。
試合終了後、店外で10人ほどの警察官がバーを離れる客らの様子をうかがっていた。
























